ライアーと言う かわいらしいハープを ご存じですか?
「千と千尋の神隠し」の エンディングテーマで 奏でられていた 竪琴のことです。
この小さな木製の 弦楽器からは ささやくような小さな音が 聞こえてきます。
心の琴線を無条件に はじかれたように 子供のころに タイムトリップして しまいそう。
泣くのを我満したこと 泣き足らなかったこと くよくよしてきたこと 認めてもらえなかったこと
自分の中に住んでいる 永遠の子供のハート 【インナーチャイルド】 にまで届けて癒す音色。
ライアーの音の並びは 「ペンタトニック音階」といって、 「ドレミソラ」の5音だけで 構成されています。
どの音を、どの順番で弾いても 濁ることのない ハーモニーが奏でられます。
ライアーの原型となった竪琴の 起源は古代ギリシャ時代に さかのぼり、 スピリチュアル、治療、教育に 使われ、とても重要な役割を していたようです。
1926年に誕生したライアーは、 「静けさを聴く」楽器として、 シュタイナー教育の現場を中心に 現在まで発展してきました。
胸元に抱えながら やさしく弦を弾くと カラダに心地よく響いて 考えすぎる脳と せつないココロを あたたかく 癒してくれます。